プロヴディフでいにしえの建築巡り 【ブルガリア情報】


ブルガリア第二の都市、プロヴディフ。
プロヴディフの歴史は圧倒的に古く、紀元前19世紀にはすでにトラキア人の集落が作られていたと言われます。
紀元前4世紀にはマケドニア王国の主要都市の一つとなり、その頃から商業も栄えていたようです。
ローマ帝国の支配下になってからは、議事堂や競技場が建設され、今でもその形跡を見ることができます。

新しい建築物に混ざってかなり古い建物が残されているプロヴディフ、ここではいにしえの建築巡りをするのがおすすめです!
今回紹介する3つは歩いて回れる距離にあるので、プロヴディフ旧市街のお散歩情報としてお役立てください♪

「ローマ劇場跡」は、なんと2世紀(!)に建てられた半円形の劇場です。
古代ローマで用いられた建材の一つであるローマンコンクリートで建てられ、その保存状態はとても良いため、現在でも野外イベントの会場として使われているそうです。


「地域民族博物館」はイスタンブール出身のハジ・ゲオルギによって1847年に建てられた建築です。
バロック様式と民族復興様式がミックスされた建築様式で、外観の花模様が目を引くなんとも味のある建物です。
中では建築当時の家具や民俗衣装、バグパイプなど、ブルガリアで使われてきた道具が展示されています。


「ヒサル・カピヤ」は紀元前4世紀にマケドニア王国のフィリッポス2世によって建てられた要塞門です。
旧市街の防衛の要となる門で、破壊と修復が繰り返されてきました。
この街に担う役割は大きく、今でも街のシンボルとして親しまれています。


【ローマ劇場跡 / Roman Theatre】
住所:
4000 Staria grad
時間:9:00-18:00(夏期)、9:00-17:30(冬期)
定休日:なし

料金:5Lv、学生2Lv


【地域民俗博物館 /  Regional Ethnographic Museum】
住所:
ул. Д-р Стоян Чомаков 2
時間:9:00-18:00(夏期)、9:00-17:00(冬期)
定休日:月曜
料金:5Lv、学生2Lv

【ヒサル・カピヤ / Hisar Kapia】
住所:
pl. "Hisar kapiya", 4000 Staria grad, Plovdiv
見学自由


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