大自然と動物との新たな出会いドナウデルタ【ルーマニア情報】


ドナウ川が8ヶ国を貫流し、最後にルーマニアで黒海に流れ込みます。この長い旅の終点が河口に広がる雄大なドナウデルタです。
ドナウデルタと運河の間に広がる湿地帯は、世界で唯一の絶景を創りだします。

生い茂る柳の林、豊かな無数の植物が覆う小さい運河、それらが沼地や湿地を彩り、活気づけます。ペリカン、ハクチョウ、ウミウ、カモなどの野鳥の群れ、そしてアシ、ハス、つた植物、さらに樹齢数百年の大木などがおりなす光景は、ヨーロッパでは、このドナウデルタでしか見られません。

ドナウデルタは1991年、ユネスコの自然世界遺産に指定されました。ドナウデルタには3,400種以上の魚がいます。ヨーロッパの魚類のなんと98%を占めています。産卵期を除き、いつでも魚釣りを楽しむことができます。野鳥は325種存在し、ペリカンをはじめ何種類かの野鳥が、法律によって保護されています。ここには主にカワウソ、キツネ、ヤセイネコ、オオカミ、イノシシ、ウサギ、ケナガイタチが生息しています。また砂地には亀や蛇などもいます。
植物の種類は1,150種まで及びます。白や黄色の花が咲くスイレン、ヤナギ、アシ、太藺、ポプラ、ハンノキ、などなど。




ここにはルーマニアの動物や自然との新たな出会いが待っています。ドナウデルタを訪れてルーマニアの大自然を肌で感じてみてはいかがでしょうか。







中欧x東欧エクスプレス
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