ハンガリーのお酒事情【ハンガリー情報】

ハンガリーといえばワイン大国。何と言っても有名なのが、世界3大貴腐ワインのひとつ、トカイ・アスー。ハンガリー北東の街トカイで作られています。かつてルイ14世が「これぞ王のためのワイン、ワインの王である」と絶賛した逸品です。黄金色に輝き、蜂蜜のように甘いのが特徴です。白ワインの甘口に分類され、ラベルにかかれた数字が大きいほど甘くなります。（6が最大値）

対照的に赤ワインの辛口に分類されるエグリ・ビカヴェールも人気があります。北部山岳地方のエゲルで作られる代表的なワインで、ビカヴェールとは「雄牛の血」という意味を指しています。脂っぽい料理にピッタリの味わいです。

食前酒としてはパーリンカが一般的です。これはアンズや梨など果物から作られ、アルコール度数は38度ほどのものになります。初めて会った人と歓迎の気持ちを込めて飲む習慣があります。数十種類ものハーブを調合して造るウニクムは、胃腸の調子を整え、健康を増進させます。

日本ではあまり主流ではないハンガリーのお酒ですが、その品質や味はトップクオリティです。ハンガリーにご旅行をご検討中の方は是非現地で本場の味をお楽しみください♪