ポーランド東部の隠れた名所ルブリン【ポーランド情報】


ポーランド東部の中心都市、ルブリン
少し前までは観光地としてはあまり知られていませんでしたが、近年アクセスが便利になったり宿泊施設も増え、欧米からの観光客を中心に人気の観光地となっています。
ワルシャワやクラクフに比べてこじんまりとしていますが、戦前の雰囲気をそのまま残し、古きよきポーランドの町をもっとも感じられる、という声もあります。

ルブリンは、ポーランドきってのグローバル都市でもあります。
19世紀頃には人口の40%をユダヤ人が占めていたそうで、ポーランド人、リトアニア人と共存する国際色豊かな町としてさかえました。
現在も、ルブリンにある多くの大学に世界中からの留学生が集うなど、国際的な雰囲気は健在で、活気にあふれています。
そんなルブリンで見ておきたい名所を3つご紹介します

1.ルブリン城

ルブリン城は14世紀に築かれたお城です。
ルブリンの名を知らしめた1569年のルブリン合同の締結の場になったほか、第二次世界大戦時には共産党に反抗した政治犯の収容所として使われたりと、ポーランドの歴史が深く刻まれたお城です。
内部は博物館になっていて、ポーランド絵画や銀食器などが展示されています。

【ルブリン城 / Zamek】
住所:Zamkowa 9
定休日:月曜
公式HP:www.muzeumlubelskie.pl


2. ルブリン村博物館

ルブリンの郊外にある屋外博物館です。
広い敷地にルブリンの昔の農村が再現され、庭や風車、木造教会など1830年代の人々の生活を垣間見ることができます。

【ルブリン村博物館 / MUZEUM WSI LUBELSKIEJ】
住所: al. Warszawska 96, 20-824 Lublin
定休日:月曜(4/1~10/31までの間は毎日開館)
公式HP:http://skansen.lublin.pl/(英語)


3. マイダネク強制収容所

マイダネク強制収容所は、アウシュビッツ強制収容所に先立ち、世界で初めてナチス・ドイツの強制収容所として公開された博物館です。
規模はアウシュビッツよりも大きく、遺体を焼いた巨大な焼却炉が完全な形で残されているのはこのマイダネクだけだそうです。
決して風化することのない、人々の深い傷跡が残されています。

【マイダネク強制収容所 / Majdanek Oboz Koncentracyjny】
住所:Droga Męczenników Majdanka 67
定休日:月曜
公式HP:www.majdanek.eu (英語)

ワルシャワから電車かバスで2~3時間とアクセスも良く、日帰りで行くこともできます。
またポーランドで最も美しいとも言われるカジミエシュ・ドルヌィへもルブリンからアクセスすることができます。
ポーランドの町めぐりを計画するときは、是非候補にいれてみてください♪

重厚な歴史と自然が溢れるポーランドの旅








中欧x東欧エクスプレス
中欧x東欧エクスプレス

  • 中欧
  • ポーランド
  • ルブリン
  • ルブリン合同
  • ルブリン城
  • マイダネク収容所