入り口へ長く伸びた橋が美しい、フネドアラ城【ルーマニア情報】


ヨーロッパのお城といえばフランスやイギリスなど西欧を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし東欧のルーマニアにも、それらに引けを取らない美しいお城があります。
今回はトランシルヴァニア地方屈指の名城と呼ばれるフネドアラ城をご紹介します

トランシルヴァニア高原の南端の古都、シビウ
フネドアラ城は、そこから西に130km離れたフネドアラの町にあります。
城の雰囲気は荘厳で、美しい中にも陰影や重々しさのある佇まいです。

城にたどり着くと、小さな入り口まで伸びた長い橋。
まるで映画のような雰囲気に気分が上がることでしょう!

フネドアラ城は、15世紀にハンガリー王国の総督フニャディ・ヤーノシュが手がけた城で、別名フニャド城とも呼ばれます。
またコルヴィン領主が住んだことからコルヴィン城という呼称もあります。
城の規模はかなり大きく、元のゴシック様式にバロック、ルネッサンスのスタイルの加わった建築です。
その重たい雰囲気から、ドラキュラ公として知られるヴラド3世が幽閉された城と言われるなど、ドラキュラに関連のある城としてたびたび取り上げられますが、彼がこの城に滞在したという記録は残っていないそうです。

現在は地域の歴史を紹介する博物館になっています。
「ヨーロッパの綺麗なお城TOP10」にも選ばれたことのあるお城、東欧に訪れたら是非立ち寄ってみてください!

【フネドアラ城 / Hunedoara Castle】
時間:夏期9:00-20:00、冬期9:00-16:00
定休日:なし
料金:大人25RON、学生5RON
公式HP:http://www.castelulcorvinilor.ro/?lang=en(英語)

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