クラクフのユダヤ人街「カジミエシュ地区」【ポーランド情報】


クラクフ旧市街の外部、南東にカジミエシュ地区があります。第二次世界大戦前のポーランドは、ヨーロッパ最大のユダヤ人社会があり、クラクフには6万人が暮らしていたそうです。1335年にカジミエシュ3世によってクラクフとは別の町として作られました。

1939年にナチスドイツがクラクフに侵攻し、41年にはこのカジミエーシュ地区に、ユダヤ人を壁で隔離した1ヶ所に集めるゲットー(居住区)が作られました。クラクフのユダヤ人はゲットーや他の収容所に送られます。
映画「シンドラーのリスト」の舞台になったのが、ここカジミエーシュ地区のゲットーです。いくつものユダヤ教会シナゴーグが残り、一部はユダヤ博物館となっています。また、ダビデの星の付いた碑やユダヤ人墓地に、わずか60年あまり前の近代史をかいま見ることができます。



第二次世界大戦により多くのユダヤ人が姿を消し、荒廃してしまったカジミエシュ地区でしたが、最近では再開発が進んだことでおしゃれなカフェやショップ、プチホテルなどが増え、クラクフのトレンド発信地として再び注目を集めています。

カジミエシュ地区は過去の戦争の爪痕が残りつつ、新しいポーランドのカルチャーが発信される地域となっています。カジミエシュ地区でポーランドの歴史を感じながら観光を計画されてみてはいかがでしょうか。

カジミエシュ地区
住所:Szeroka 24 Krakow Poland 


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