チェコビール発祥の地:プルゼニュ【チェコ情報】


チェコは世界有数のビール生産国且つ消費国です。中でも有名なのがここプルゼニュ(ドイツ名はピルゼン)。現在世界中で飲まれている淡色のビール、ピルスナーの発祥の地です。

700年以上も昔からプルゼニュではビールが造られていました。1841年、それまでの酵母とは違う下面発酵酵母を使うと、黄金色でポップの効いた、爽やかな味わいのビールができあがりました。これがピルスナーの誕生です。以来、潤沢で清らかな水と豊かなボヘミアの大地がもたらすポップ、それに伝統的な技が加わって、世界に誇る芳醇なビールを生み出し続けている。ぜひこの町で本場のピルスナービールを味わってみましょう。

☆ビール醸造博物館
プルゼニュでビールがどのように造られ、どんな歴史を経てきたかがわかる博物館。15世紀のモルトハウスを改造した建物の中にこの博物館があります。受付で入場料を払うと日本語の説明書きを手渡されるので、その案内に従って進んでいきましょう。
最初の部屋は19世紀頃の居酒屋に欠かせなかった道具類、そしてかつてのビアホールの装飾品、当時のビール醸造の道具などが展示されています。井戸やモルトの乾燥室は実際に使われたものです。他にも中世から現代にいたる様々なビール関係のコレクションや資料が展示されています。

☆プルゼニュスキー・プラズドロイ醸造所

ピルスナーの元祖となるビールを造っている醸造所です。旧市街から少し離れたところにある醸造所では、実際にビールがどのように造られているのか見学することができます。人々を魅了してやまない黄金の飲み物の秘密を垣間見ることができるかもしれません...!見学者はなんとここでしか飲めない伝統的製法で醸造されたビールを試飲することができます。




ビール愛好家の方は是非訪れておきたい場所であろうプルゼニュ。チェコ旅行を検討中の方は、ご旅行の計画に追加してみてはいかがでしょうか。








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