温もりを感じるヒウーマー島の羊毛製品【エストニア情報】


前回の記事に引き続き、エストニアのヒーウマー島について。
ジュニパーが生い茂るヒウーマー島の牧草地。ヒウーマー島の牧場で飼育される羊たちの毛は島内の羊毛工場で毛糸になります。
ヒウーマー島滞在中に、代々ご家族で営まれるその工場の一つを見学させていただきました。

1841年に建てられ、売店、製粉工場とその時々により様々な機能を果たしてきたこの可愛らしい建物。
1950年代になると、羊毛工場として使われるようになり、リノベーションを重ねながら今もその姿を残しています。



中に入ると羊毛から毛糸をつくる大きな機械がずらり。一見レトロな展示品にも見えますが、今も実際に稼働し、上質な毛糸を作っている現役の産業機械です。



複数の機械による、コーミングや巻き上げといった工程を経て、やっとニットや帽子といった製品を作る毛糸が出来上がります。

工場にはヒウーマー島産の毛糸を使った毛糸製品ショップが併設されていて、お買物もお楽しみいただけます。
どれも可愛らしい羊の毛糸刺繍がポイントになっています。





ポンチョにニット帽、手袋にセーター、どれも温もりを感じるデザインで素敵でした。
ヒウーマー島を訪れた際には、是非立寄ってみてください。

広い広いヒウーマー島。観光をするならレンタサイクルを利用する、もしくは旅行会社を通してタリンから専用車で訪れるのがお勧めです。
中欧・東欧エクスプレスでも、ヒウーマー島を専用車で巡るご旅行のお手配が可能です。お気軽にお問合せください。










中欧x東欧エクスプレス
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