ハンガリーはパプリカの国【ハンガリー情報】


ハンガリー料理といえばパプリカ。煮物、シチュー、サラダなど、ハンガリーの食卓に欠かせない素材です。パプリカはピーマンやトウガラシの仲間であるナス科の野菜で、さまざまな色や形の種類があります。味も甘酸っぱいものから激辛なものまで。辛くないものは、サラダや煮込み、酢漬けにしたりします。辛いものは乾燥させて刻んでスパイスとして使用することが多いです。辛みの少ない粉末状のパプリカはマイルドでほろ苦く香り高いのが特徴的です。ハンガリーのレストランでは、塩コショウの代わりに、塩パプリカのセットがテーブルの上に置いてあることも多いです。

ハンガリーの代表料理の1つである牛肉と野菜の煮込みスープ、グヤーシュもパプリカがふんだんに使われています。グヤーシュと並ぶハンガリアンスープの代表格のハラースレーもコイやナマズのぶつ切りをパプリカで煮込んだもので有名です。また家庭料理では、パプリカチキンがポピュラーで、パプリカをたっぷり使ったチキンの煮込み料理として愛されています。

ブダペストの中央市場では、名産のパプリカは、生のものや乾燥させたものから粉末、チューブ入りまで何でも揃います。その他の場所でも、現地のお土産ショップやスーパー、空港などでも手に入ります。お土産に購入してご家庭でハンガリー料理の味を再現してみるのも楽しいかもしれませんね♪








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